============ ユノカ・ソープ通信  Vol.06  2006/12/05 号 =============== ━ JUNOCA SOAP LETTER ━━━━━━━━━━━ Slow Soap, Slow Life ! ━ ユノカ・ソープ通信 Vol.06  2006/12/05(満月) 号 http://www.junocasoap.com/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ユノカでは、石鹸の新規出荷情報や、石鹸・香り・素材にまつわる話、 イベントのお知らせなど、不定期ですがいろいろな情報をお届けしています。 どうぞ、ごゆっくりお愉しみくださいませ。 《 今回の掲載内容 》   ・ごあいさつ   ・冬季限定石鹸2006年版の出荷はじめます。   ・新搾り五島椿油石鹸、冬の山羊初乳石鹸を発売します。   ・五島列島の椿油 〜琥珀色の宝石〜   ・第9回山羊サミット雑景・雑感   ・編集後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。ユノカ・ソープです。 一年も早いもので師走、師走。今年も一ヶ月を切ってまいりました。 いつまで秋やねんといっておりましたが、やっと寒さも本格的になってきました。 これから、クリスマス、年末、年始とパーティーやら飲み会立て込むシーズンと なりますが、ノロウイルスやらインフルエンザやらには気をつけたいものです。 さて、明日12月5日(火)から、今年最後の石鹸の出荷をはじめます。 冬の長風呂のお供に、聖なる夜のプレゼントに是非どうぞ〜。                                ───────────────────────────────────  ■■■ 冬季限定石鹸2006年版出荷はじめます。(2006年12月05日〜) ■■■ ─────────────────────────────────── 12月5日(火)より2006年度版の冬季限定石鹸3種を発売します。 寒さの厳しくなった冬の夜長にぴったりのほっこり石鹸に仕上がりました。 ○ ピンク・アルガン  :アルガン石鹸 ○ 花枇杷(はなびわ) :黒糖焼酎石鹸 ○ エッグ・ムーン   :卵石鹸 ◆ピンク・アルガン(Pink Argan)   モロッコの南西部、サハラ砂漠の南端地域にしか存在しないアルガンツリー   の果実の種子(仁)から採ったアルガンオイルに、角質をやさしく取り除く   ピンククレイを配合したアルガン石鹸です。乾いた砂漠に咲く花をイメージ   した、乾いた柔らかいフローラル・ウッディーの香りの石鹸です。   2006年度秋の新作石鹸です。   ■ 石鹸価格:1000円/個(約100g) ◆花枇杷(Hana_Biwa)   皮膚病への薬効でも知られる枇杷の葉と奈良県吉野山の陀羅尼助を漬け込ん   だ黒糖焼酎(喜界島産)で仕込んたユノカオリジナルの黒糖焼酎&オリーブ   石鹸です。オリーブ石鹸独特の素朴な使い心地で、乾燥と寒さでごわごわに   なった肌をいたわってくれます。ほんのり枇杷焼酎が香り、初風呂でつかえ   ば一年の厄払いをしてくれるお屠蘇のような薬膳石鹸です。   ■ 石鹸価格:1000円/個(約100g)  ◆エッグ・ムーン(Egg Moon) 卵の薄皮を漬け込んだ精製水を仕込み水に、保湿性の高い卵の黄身を練り込   んだ卵石鹸。老廃物を優しく取り除くカオリンを練りこみ、五島ツバキオイ   ルがうっすら肌や髪に残るよう仕込んでいます。すっきり甘いバルサム(樹   脂)調の香りが、爽やかでココロやすらぐ石鹸です。   ■ 石鹸価格:950円/個(約80g) ◆冬季限定石鹸詳細:        http://www.junocasoap.com/shop/winter/index_ws.html ───────────────────────────────────  ■■■ 五島椿油石鹸、冬の山羊初乳石鹸発売。(2006年12月5日〜)■■■ ─────────────────────────────────── 五島椿油石鹸と山羊乳石鹸に冬の新作ができました!冬季限定石鹸と同日12月 5日(火)より出荷をはじめます。 ◆新搾り五島椿油石鹸 モンモリオ・ツバキ   皮脂主成分であるオレイン酸を多く含み肌や髪に馴染み易く、保湿力の高い   搾りたて五島列島産ツバキオイル、肌理の細かい泡立ちをうむアボカドオイ   ルを配合した椿油石鹸です。毛穴や皮膚の老廃物を落とす天然グリーンモン   モリオナイトパウダーとホワイトクレイを練りこんでいます。爽やかなウッ   ディー系の香りで蜜柑を浮かべたヒノキ風呂を味わっているようなほっこり   とした気分になれます。   ■石鹸価格:1000円(約100g)   ■モンモリオ・ツバキ 詳細:        http://www.junocasoap.com/shop/premium/index_tmm.html ◆冬の山羊初乳石鹸 メープル・ヨーグルト   長野県佐久平にある長野牧場で研究用に手絞りされた新鮮な山羊初乳から   つくったカスピ海ヨーグルトと、乾燥する冬に向け、保湿分たっぷりのカ   ナダ産メープルシロップで仕込んだ冬の山羊初乳ヨーグルト石鹸です。   フランキンセンス(乳香)をはじめとした精油を組み合わせすっきりとした   崇高で優雅な薫りと雪原のトナカイならぬ草原を疾走するガゼルのような愉   しい配色で、冬の聖なる夜をイメージした石鹸に仕上げました。   ■石鹸価格:1000円(約100g)   ■メープル・ヨーグルト詳細:          http://www.junocasoap.com/shop/premium/index_vgm.html ───────────────────────────────────  ■■■     五島列島の椿油 〜琥珀色の宝石〜     ■■■ ─────────────────────────────────── 初めて五島列島の椿油を知ったのは、郷土の食文化を紹介する『長崎の食事』 という本でした。五島では椿の実ことをかたしと呼び、昔から親しまれてきま した。秋分の日の前ころから島の人々は椿の実を拾い集め、島の油すめ屋(絞 り所)にもっていきます。絞られた油は、髪につけるびんつけ油にも使います が、ここではてんぷら油など食用としても使われているそうです。 五島のことをいろいろ調べているうちに、昔ながらの古式製法で絞っている今 村製油所さんのことを知り、油の絞りが始まる10月に五島列島・福江島に足 をのばしてみました。製油所は中心街から少し離れた道沿いにあり、作業場の では使い込こまれた機械で黙々と作業をする今村さん家族の姿が見えました。 ご主人の今村さんが出てきて「遠くからよく来てくださいました。どうぞ中に 入ってください。」と作業場に通してくれました。 原料となる椿の実は、天日でしっかりと乾燥させた五島産のヤブ椿の実のみを 使用するそうです。椿の実はとても硬く、そのまま圧搾しても絞ることができ ないので、機械で細かく砕いた後、裏山の湧き水を使ってセイロで蒸しあげて いきます。熱々に蒸された実を手早く圧搾機に移し、上から圧力を加えていき ます。しばらくすると圧搾機から油がゆっくりと流れ出て、和紙がフィルター 代わりなった精製機で不純物などを取り除くのです。精製された椿油が小さな 蛇口からポタポタと流れ落ちてくる姿は、液体化した琥珀色のようで、絞りた ての油の香りが作業場に漂います。この椿油は私が今まで使っていたものとは、 色も香りも全く違うものだったのです。 製造工程を見学した後、今村さんが椿の苗木を植えた裏山を見せてくださいま した。 「椿の木をこの山にたくさん植えて、ここを椿の里にしたいんですよ。五島の 古くからの伝統を皆さんに知ってもらうためにもね。」 作業場で使っている機械や道具などはかつて今村さんの先代が使っていたもの で、五島で減りつつあった椿油を絶やさないために、眠っていた道具類を復活 させ、数年前から椿油の製造を始めたということでした。 秋にはいり空気が乾燥してくると、私は洗顔後に肌を保湿する椿油が恋しくな ります。のびも良く、さらりとしたつけ心地は、とても便利で冬の必需品です。 やはり日本の風土からできたものは、日本人の肌に合っているのかもしれませ んね。                           (umezaru/soaper) ◆今村製油所風景 :http://www.junocasoap.com/mag/tsubaki.html ───────────────────────────────────  ■■■  第9回山羊サミット(岩泉・岩手県)雑景・雑感   ■■■ ─────────────────────────────────── 2006年10月7日(土)、第9回全国山羊サミットが龍泉洞(鍾乳洞)や温泉で有名 な岩手県の岩泉にて開催され、ユノカも2年ぶりに参加して参りました。 当日は、山羊牧畜関係者や山羊研究者だけでなくユノカ・ソープのような山羊 生産物関係者などとにかく山羊に関係のある人が一堂に会して情報交換と交流 を行うのですが、ユノカでは会場の一角で山羊乳石鹸の紹介(販売)をさせて もらいながら、会議にも参加してきました。 前日から三陸沖を低気圧が北上、サンマ漁船が被害を受けるほどの暴風雨で、 開催されるの?人が集まるの?と心配しておりましたが、会場は、ほぼ満席、 全国から山羊マニア(?)が集結、熱い議論が交わされました。 今回の発表事例の特徴としては、家畜としてだけではなく、ペット、更には、 山羊を飼う事を通じた地域コミュニケーション活性化としての活用に重点をお いたものが目につきました。 ユノカのある大阪府堺市の南部に位置する大阪府立農芸高等学校からは、農業 クラブの若き面々が参加発表しており、学校、福祉施設、老人介護施設、市民 祭へ山羊を連れて行き、地域の方々に山羊をはじめとした動物と触れ合う機会 を提供し、好評を得ているとの活動報告もありました。また、茨城大学農学部 の安江健さんからも、茨城県阿見町における市民農園活動での、山羊飼養が 「景観動物」として地域の食農教育や地域住民の交流に役立っているとの同様 の報告がありました。 こうした「ふれあい動物」、「景観動物」としての愛玩的需要がアピールされ る一方で、畜産業としては山羊肉・山羊乳需要がなかなか伸びないという、畜 産関係者からの苦しい声もあいかわらず多く聞かれました。 山羊肉流通が伸びない原因の一つに、日本には山羊をとさつできるところが少 な過ぎるとの声は、やはり、今回のサミットでも挙がっていました。(とはい え、岩手には数少ないとさつ場があるそう。) 他に伸び悩みの原因としては、日本獣医生命科学大学からの報告では、山羊肉、 山羊乳の「イメージ・認知度向上」や「関連商品の開発」が急務と生産業者が 考えている一方、「品質向上」が必要と考えている生産者・販売者は少ないと のことでした。 同大学からの前年の調査でも、消費者の側の山羊肉や山羊乳に対する認知度の 低さが指摘されていたのですが、やはり、山羊肉の低カロリー・高たんぱく、 山羊乳の消化のよさといった「質的認知度/意識度アップ」が、消費者/生産 者の双方に必要なのだろうと感じました。 これは、山羊乳から石鹸を生産者ユノカにとっても同じことが求められている のだろうと。同大学の次回の調査では、山羊乳石鹸の「質的評価」を行うという ことなので、どのような結果がでるのか注目していきたいところであります。 ざっくりしたサミット報告となってしまいましたが、来年は山羊サミット事務局 である鹿児島大学のある鹿児島で開催されるということなので、お近くの方は足 を運んでみては如何でしょうか? ◆山羊サミット雑景: http://www.junocasoap.com/mag/goatsummit.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 編集後記: 最後まで通読いただきありがとうございました。 ユノカでは皆さんの声をレシピや活動に活かして行きたいと思っています。 ご感想やご意見等々お気軽にお便りお寄せください。 これからも引き続きご愛読お願い申し上げます。(Hanai/porter) ───────────────────────────────────┐ ユノカ・ソープ通信 URL : http://www.junocasoap.com/ E-mail : info@junocasoap.com 発行:ユノカ・ソープ(Junoca Inc.) 本通信のご感想、ご意見等お待ちしています。 メルマガの登録・解除はこちらから↓ http://www.junocasoap.com/mag/magazine.html Copyright JUNOCA Inc. 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